マンション 外壁・防水改修工事 福岡市③
今回は劣化補修工事についてお話していきます。
外壁改修工事の目的は建物の耐用年数を保持していくことです。
その為に重要なのは劣化部分の補修工事です。
劣化補修工事には外壁の種類や劣化の状況によって異なりますが、今回お話していくのはタイル面の陶片浮きの補修工事におけるエポキシ樹脂注入工法です。
エポキシ樹脂注入工法とは、タイルとタイル下地のモルタルの間に隙間が生じてタイルが浮いた状態になっていることです。
タイルが浮いた状態だと地震・風圧・気温・日射の熱などの自然条件によりタイルが剥落する可能性があります。
タイルの浮いた隙間にエポキシ樹脂を注入していくことで、タイルとタイル下地を接着させることでタイルの剥落を抑えることができます。
タイルが浮いた状態になる原因は色々ありますが、建物の経過年数が長いと、タイルの浮きなども多くなります。
エポキシ樹脂注入工法の着工前の写真です。
エポキシ樹脂注入の為にタイル目地を搾孔している写真です。
エポキシ樹脂注入前に搾孔の清掃している写真です。
エポキシ樹脂注入の写真です。
注入した後のアンカーピンを挿入している写真です。ピンを挿入することでタイルの接着力が増しモルタルやタイルの剥離を防ぎ、剥落を予防します。
搾孔の補修する為、タイル目地詰めしている写真です。
エポキシ樹脂注入工法の完了です。
タイル浮きではタイルの貼り替えをする工法などもありますが、予算や、現場の状況などにより判断していきます。
今回もご覧頂きありがとうございました。