工場 屋根、外壁改修他工事
今回は屋根と外壁の塗装工事とコンクリート舗装工事についてです。
塗装の目的は外観を良くする、雨風や紫外線から建物を守る、定期的な塗装により、資産価値を維持または向上させるなどが挙げられます。
工事の仕様を決める前に、劣化の状況を点検し、必要な作業を診断する事が大切です。
また塗装をする前には高圧洗浄を用いた外壁や屋根の洗浄が重要です。
その後、錆落としなど、下地処理を行い下塗り、中塗り、上塗りを行います。
当建物の工場の屋根、外壁は折板屋根、角波鋼板になっていますが、塩害の影響で錆が発生していました。
屋根の
欠損部分は折板で補修したり、錆部分はケレンなどで下地処理を行いました。
下塗り材はエポキシ樹脂の錆止め塗料を塗ることで密着性や防食性を高め、強靭で耐久性に優れた塗膜を形成しました。
上塗りの塗料にはウレタン、シリコン、フッ素がありますが今回はフッ素塗装を行いました。
フッ素塗料は、他の塗料と比較して耐久性が非常に高いです。そのため、屋根の塗装に使用すると、長期間にわたって美観を保ち、劣化を防ぐことができます。フッ素塗料の耐用年数は通常15~20年とされています。
また、紫外線や雨風に対する耐候性に優れており、塗膜の変色や劣化を抑えることができます。これにより、厳しい気象条件にさらされる屋根をしっかりと保護します。
耐久性と防汚性の高さから、塗装後のメンテナンスの頻度が低くて済むのもフッ素塗料の大きなメリットです。これにより、長期的に見てメンテナンスコストを削減できます。
また、外構ではお手入れの簡便化のために、草木が多く手間がかかっていた部分をコンクリート舗装しました。これにより、お手入れが簡単になり、快適な環境をご提供します。
工事着工前の写真です。
工事着工前の写真です。
工事中の写真です。(営業中なので全面足場を掛けずに移動式足場や休日作業で工事を進めました。)
工事中の写真です。
工事完了の写真です。(ドックシェルター側)
工事完了の写真です。(事務所側・舗装側)
工事完了の写真です。(事務所側)
今回もご覧いただきありがとうございました。
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