今回は内装工事(ボード貼り、コンパネ補強貼り）についてお話していきます。
ボード貼りでは主に石膏素材で作られたボードを隙間なく貼っていきます。
石膏でできているボードは燃えることがありません。石膏には大量の水分が含まれており高温にさらされることでこの水分が蒸発し、温度上昇を遅らせる機能を持っているからです。
そのため石膏ボードは防火材料に認められており、壁の防火、耐火の役割を担い、家屋や店舗などで火災が起きた際の延焼防止効果を発揮します。
また、石膏そのものに熱の伝導防止や遮音、防音の効果があります。
工事に際しては加工がしやすく施工性が良いので工事現場ではよく使われます。
石膏ボードでは強度がないので壁の補強には下地材を入れたり、コンパネ板を貼るなど必要強度に応じて対応します。
今回は建具、洗面カウンター、手摺り、棚板、壁掛けTVなどの補強などを行いました。

壁の中に遮音材（ロックウール）を充填しています。

ライニング壁のボード貼り状況です。

手摺り壁の補強状況です。

天井ボード貼りの状況です。

洗面カウンターの補強状況写真です。

ボード貼り完了です。

今回もご覧頂きありがとうございました。