マンション 外壁・防水改修工事 福岡市⑧
今回は屋上の防水改修工事についてお話していきます。
防水改修工事といっても様々な仕様がありますが、基本は既存の防水仕様に適した材料、工法を選定していきます。
また現状が漏水していないかどうか、防水材の劣化の状況などを確認して見積の段階で検討しておくことが大切です。
防水工事では新築の際の納まりや施工状況により今後の防水工事の仕様や工法、施工時期も変わってきます。
今回は既存がアスファルト露出防水の仕様でしたので「ガムクール」といって正式名称は改質アスファルトシート防水常温粘着工法で、既存の防水層のうえにガムクールというアスファルトシートの裏面の粘着層で貼り付けて屋上防水の耐久性を向上させます。
最後に高反射機能を持つ保護塗料仕上をして完成します。
それでは早速見ていきましょう。
工事着工前の写真です。
既存の防水下地処理が大切です。
下地活性剤(リベース)の塗布完了の写真です。
ガムクールシート貼りの状況写真です。
保護塗装の状況写真です。
防水工事の完了です。
工事概要として笠木、水切り、立上がり部分などの処理や改修用ドレンの要否、脱気等など必要に応じて工事を行います。
また元請けやメーカー、協力業者と打ち合わせをして検討することが大切です。
今回もご覧頂きありがとうございました。