秀建株式会社

食品工場の床面積拡張工事③~佐賀県

今回はドックシェルターの設置工事についてお話していきます。ドックシェルターとは、トラックやコンテナが冷凍・冷蔵、食品、精密機器等の工場や倉庫等に入庫する際に、搬入口と荷台のす隙間を埋める装置のことです。ドックシェルターによって、外気の影響を抑え風雨や粉塵等の侵入を防ぎ工場内をクリーンな環境に保つことができます。トラック後部の扉を開けて入り口に密着させ、室内側からシャッターを開け積み荷の出し入れを行います。

ドックシェルターの取付状況です。ドッグシェルターの下地は衝撃に強い鉄骨にて補強します。

ドックシェルターを取付け後、外壁との隙間には外壁と同材の鋼板にて雨仕舞いを行いました。設計段階で雨仕舞いの方法を検討することで、シーリングに頼らない方法で行うことが出来ます。シーリングは劣化で破断すると雨水の侵入から漏水が発生していきます。

屋内のシャッターの取付完了状況です。開口まわりは、ステンレスの板で隙間を塞いでいきました。

コンテナの基礎工事が終わり鉄骨架台を設置しました。トラックの衝突に備え、架台、基礎に負担がかからないよう既存の建物側に鉄骨で補強してます。
コンテナと建物の床の隙間コンテナ設置後にコンクリートで埋める為、差筋アンカーを打込みました。

次回は、コンテナ設置までをお伝えします。

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