商業ビル・玄関 エントランス 内装改修工事~後編
今回は商業ビルのエントランス内装改修工事の後編をお話しします。
既存の建物の改修工事の場合は竣工図だけでなく、現場で実測して確認することが大切です。
新築の場合は設計図から変更などにより、お客様には竣工図として引渡をしますが、変更や修正をしないで竣工図にしているケースもあります。
現場をあまり確認しなかったり、竣工図を参考に改修工事の設計すると、いざ現場では納まらないことがよくあります。
実測の時間をできるだけ長く設け、大事なポイントになる部分は再度実測するなどミスが少なくなるようにすることが大切です。
工事や業者が決定しない段階で、計画、設計業務が発生する場合があり、実測などの時間をあまりとらず簡易になるケースもありますが、最初の現調の段階で正確にすることでその後の打ち合わせや変更プランなどに対応できたりするので、できる限り現調実測の時間を大切にしています。
そういうことで今回も現場の実測から、改修工事用の設計図を作成して平面図、天井伏図、展開図など作成することで、割り付けの確認や照明、スイッチなどの配置などを行いました。
現場では基準をだして図面と現場の調整を行うなどすることで現場をきれいに納めることができました。
改修工事では図面を簡素化する現場が多いようですが、当社はできるだけ設計図を詳細図にすることで、きれいに納まるように考えています。
照明器具を取付ている写真です。天井伏図に器具配置を考えて照度確認も行っていきました。
壁配線の状況写真です。
パネルと枠の入隅隙間にシーリングを打っています。
工事完了の写真です。EV前の部分です。
工事完了の写真です。トイレ前です。サイン工事は次回になりました。
工事完了の写真です。
今回もご覧頂きありがとうございました。